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アズハイム大泉学園

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アズハイム大泉学園

2017年10月29日

#研修

【AH大泉学園】10月のラウンド研修「介護過程と感染症予防の基礎知識」

2017年10月20日、介護付きホーム(介護付き有料老人ホーム)アズハイム大泉学園では、「介護過程と感染症予防の基礎知識」に関するラウンド研修が行われました。
ご入居者の「よりよい生活」「よりよい人生」を実現・継続するためには、介護過程の基礎知識を高め理解することがとても重要です。実際のご入居者を想定した研修では、多職種協働・連携がいかに大切かを学び、それぞれが持つ専門性や役割がどのようなものかグループで話し合い整理をします。

介護過程を構成する中で一番重要なのが「アセスメント」です。

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アセスメントとは情報の収集、その情報を解釈(情報に含まれるご入居者にとっての意味を考え、理解すること)・関連付け・統合化し、課題を明確にすることです。その明確になった課題をチームで共有します。間違った解釈のまま対応策を講じてしまうと、期待した効果が得られない可能性があるということを学びます。

介護過程は「観察に始まり観察に終わる課題解決技法」と言われるほど重要です。

参加したスタッフの声

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アセスメント(情報収集・分析)を行う上で大切なのは、思い込みによる間違った情報収集をしない事だと学びました。ご入居者やご家族とのコミュニケーションの大切さを改めて感じた研修でもあります。

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自分自身のケアの視点の振り返りの演習を行う中で、「△」がとても多かった。頭では分かっていても実践できていないことを実感したので、日ごろからご入居者の気持ちに寄り添ったケアを行っていきたいと思います。

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介護職は「誰でもできる仕事」だと思われがちですが、介護過程に沿い「なぜこのケアを提供するのか」を他の専門職と協議することで、介護職の専門性が高まると思いました。自分はそういう介護職員になりたいと強く感じた。

感染症予防の「基礎知識」「感染経路」「感染予防」を重点に学びます。

介護付きホーム(介護付き有料老人ホーム)などの高齢者の住まいで特に起こりやすい感染症は「インフルエンザ」と「ノロウイルス」です。インフルエンザの症状は風邪と似ていますが、高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、せき、のどの痛み、鼻水などです。かぜにはこのような「痛み」の症状はないので、そこで識別します。また風邪に比べて急激に発症するため、そこも識別のポイントになります。似ている症状、違う症状を見極めることが重要です。

「スタンダード・プリコーション」は感染に対する予防策であり、最も大切な視点です。

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スタンダード・プリコーションとは、「全てのご入居者の血液、体液(汗を除く)、分泌物、排泄物、粘膜、損傷した皮膚には感染の可能性がある」とみなし、感染を要望するための予防策のことです。援助毎の手洗い、ディスポ・マスク・予防衣の着用、使用したリネンの消毒、環境の整備が、感染をさせない、しないための具体策です。ノロウイルスは乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層で急性胃腸炎を起こします。感染力が強く、繰り返し感染・発症します。

「AH大泉学園はグループワークもとても賑やかで、意見交換が活発です」

スタッフ「ホームだけではなく、自宅でも応用できる知識がたくさん得られた。正しい認識で予防に努めて、感染を持ち込まないようにしていきたい。」
担当講師「普段、何気なく行っていること(介護過程)を改めて知識として整理することで、「介護職」の役割を実感してもらうことができました。また、研修のグループワークでは、スタッフ同士でも色々な考え方をする人がいること、様々な意見を、話し合いを通してまとめていく事を学んでいただいています。この力をご入居者とのかかわりの中でも活かしていっていただきたいと思っています。」

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