2017年12月06日
【AH南浦和】ラウンド研修を行いました。テーマは、「発達と老化の理解」「老化に伴うこころの変化と日常生活」です。
2017年11月20日、介護付きホーム(介護付き有料老人ホーム)アズハイム南浦和では、ラウンド研修が行われました。まずは、「アズハイムの5つの誓い」を確認するところから始まります。
「5つの誓い」とは、
■お客様第一主義精神
■精神的サポート
■安心・安全の暮らし
■快適な住空間の提供
■いつまでも自分らしい生活を送れること
身体的支援の場ではなく、”自分の人生の良き聞き相手との出会い”の場としての在り方が、私たちに求められる役割といえます。
今回は、「老年期」を迎えられたご入居者が自分の生きてきた人生を良かったと思えるように、精神的なサポート(肯定的な聞き手になること)の重要性を学びます。それには、集団ケアではなく、個別ケアを実施する必要があり、どんな心理状態に陥り易いかを十分に理解することがとても大切です。
身体的支援の場としてではなく、”自分の人生の良き聞き相手との出会い”の場としての在り方が、私たちに求められる役割といえます。
「エイジズム(年齢による偏見や差別)」を持たずにご入居者と関わるためには。
今回はグループディスカッションという形で、「老化」や「高齢者」というワードから導かれる人格をディスカッションしていきます。「頑固」「保守的」というマイナス要素を含んだワードがすぐに出てきますが、ここでは、「すべての高齢者に当てはまるわけではない」という認識をもつことが大切です。
「高齢者」というだけで固定観念や偏見をもって接していないか、エイジレステストというものも行いました。
参加したスタッフの声
「その方の生きてきた人生を肯定的にうけとめていこうという気持ちになりました。まずは高齢者への偏見をなくしたいと思います。」
「エイジズムという高齢者に対する偏見がなくなることを望みます。」
「認知症の症状BPSDについてしっかり学び、ご入居者に寄り添った介護をしていきたいと改めて思いました。」
「高齢者に対する偏見や思い込みを捨て、一人ひとりをきちんと見ていくことがエイジレス社会につながると感じた。」
ケアアドバイザーの感想
アズハイムのシニアサービス理念の浸透をもっとはかりつつ、私たちが行うべきケアの方向性をしっかりと理解してご入居者と関わっていくことが大切だと共有でました。「老化・高齢者」を自由にイメージするとマイナスイメージも多くでてきましたが、一方で、「優しい・穏やか・物知り」などのイメージを持っている方も多くいるということがわかり、嬉しく思いました。高齢者はこういうものという固定観念を捨て、偏見なく一人ひとりと向き合うことがエイジレス社会につながるということを学び、研修は終了しました。来月も1つでも多くの「気づき」「共感」がある研修にしていきます。