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アズハイム川越

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アズハイム川越

2019年06月26日

#研修

【AH川越】ラウンド研修(Level3)「感染予防 食中毒」「緊急時の対応」を行いました。

2019年6月11日、埼玉県川越市にある介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム川越では、ラウンド研修Level3が行われました。
今回の研修参加者は2名です。
これからの季節に気をつけなければいけない食中毒やノロウイルスに関して、また、その予防策などを学びました。
緊急時の対応では、緊急時に観察するべきポイントや、ご入居者の生活歴や病歴など、日頃からご入居者と積極的に関わりご入居者のことを知っておくことが重要であること。そして、緊急時にはスタッフが連携して落ち着いた対応をとることがとても大切なことであると学びました。

食中毒は、通年を通して感染予防対策を心掛けることが大切です。

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O157、サルモネラ、黄色ブドウ球菌など細菌による食中毒は、夏場に最盛期を迎えます。冬は、ノロウイルス等のウイルス性の食中毒が急増します。高齢者は抵抗力が弱い為、少ない細菌数でも食中毒にかかりやすくなります。調理や介護に携わる者は食品衛生についての十分な知識をもち、健康に留意し、手指の洗浄・消毒、清潔な服装をこころがけます。
【食中毒予防の3原則】
清潔・迅速・加熱を守り、細菌をつけない・増やさない・死滅させることが大切です。

ホームでの感染対策。

日頃から感染対策を意識したケアが重要です。感染症の早期発見を行うことは感染症が発生した時の早めの対応につながり、被害を最小限に抑えることができます。ご入居者への尊厳あるケアを行うことも、万が一感染症に罹患しても重症化を回避できる可能性を高め、また感染症の拡大を予防することにもつながります。

1 個々の介護現場における「1ケア1手洗い」の徹底、標準予防策の徹底。
2 個々のご入居者の既往歴・現病歴・内服薬の把握。
3 個々のご入居者の栄養状態の把握、日頃の食事摂取状況や体重の把握
4 感染症の早期発見・早期対応
5 スタッフ自身の健康管理

緊急事態が起きたとき、素早く適切に対処できるようにするために、事前に予測される状況を考えておくことや連絡体制を把握しておくことが大切です。

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スタッフは介助を行う際に「何か変わった事は無いか」「いつもと違う様子はないか」と注意深く観察する事が重要です。心身の状態をよく観察しないと重大な危機を見逃す恐れがあります。この様子観察は、ご入居者に変化がある場合に医師や看護師に報告し、体調の変化・悪化に早期に気づき対応するという大切な意味があります。

緊急時に速やかに対応できるように、日頃から報告ルートと報告内容の把握を心掛けることが大切です。

研修参加者の声

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■感染症流行時に関係なく普段から行政やメディア等から発信される情報を収集して予防していくことの大切さを改めて感じました。

■抵抗力を下げる要因にストレスも関係していることを知らなかったので自己管理していく際に留意していきたいです。

■冬季にしている感染症チェックリストが参考資料にあったことはとても良かったです。この資料を基にホーム全体で予防に努めていきます。

■緊急時の発見者となった際は焦ってしまい、状況説明がうまくいかないことがありますので、普段から既往歴・現病歴、いつものバイタルサイン等、優先順位を整理して医療関係者へ繋げていきたいと思います。

■研修を通じて、その人に何が普通なのか気づく研修内容でした。それにはまだまだ着眼点が不足してるところもありますので、一層の観察や個別の把握をしていきたいです。

研修担当者の声

梅雨入りから夏場にかけて高まる食中毒の種類や、細菌を付けない/持ち込まない、迅速に対応して細菌を増やさない、消毒・滅菌するという予防の原則や標準予防策(スタンダードプリコーション)の徹底・再確認を行ない、食中毒やノロウイルスの理解を深めました。

緊急時には観察すべき基本的なポイントとして①意識、②呼吸、③脈拍、④顔色、⑤体温、⑥手足の可動等を再確認しました。私たちケアスタッフの役割は、ご入居者の体調変化に早期に気づき早期に医療職と連携していきチームアプローチをかけることです。参加したスタッフから、感染予防はもちろんまん延の防止、嘔吐物の処理方法等多くの質問が聞かれ、ご入居者の生活をより安全に良くしていこうという意気込みが伺え、さらなるケア・サービスの質の向上が期待できる研修でした。

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