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2020年11月13日

#研修

【介護福祉士受験対策講座】第5回目の講座内容は「医療的ケア」でした。

2020年9月より、国家資格である介護福祉士の資格取得を目指すスタッフへ向けた本年度の「介護福祉士受験対策講座」が開講しています。最近では主流となってきたZoomを用いて、講師となる担当者は介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイムを運営するアズパートナーズ本社(東京都千代田区)から、その他の参加者は各ホームより参加します。今回は、11月4日に行われた第5回目の講座の模様をご紹介いたします。

「介護福祉士受験対策講座」の概要。

この「介護福祉士受験対策講座」は、介護福祉士の資格取得のため、一昨年から実施している対策講座です。年々、受験者も増加傾向となり、この講座への参加者も増えてきています。

本年度の講座は全8回行われ、うち第7~8回は試験本番を意識した模試となります。また、同内容の講座が複数回開催されるので、参加を希望するスタッフがより参加しやすいスケジュールでの受講が可能となります。さらに、1講座でも参加された方には会社で用意しているテキストを無料でプレゼントしています!

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今回学ぶ内容は「医療的ケア」。

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ご入居者の健康維持に必要な観察のポイントや、介護福祉職が「喀痰吸引」や「経管栄養」の医行為の一部を行うことができるようになった背景、実施手順とその留意点、医療的ケアを安全に実施するための基礎知識などを習得します。 いざというときの心肺蘇生法(胸骨圧迫、人工呼吸などの方法)についての緊急時の対応も併せて学びますので、日常的な業務にも活かせる内容となっています。

医療的ケアを学ぶ上でのポイント。

◼️介護福祉士が医行為を行うことになった背景とは。
◼️介護福祉士等が行う医行為については、医師の指示・指導・監督のもと、喀痰吸引と経管栄養を行うことが認められています。
◼️喀痰吸引や経管栄養を行う前後には、十分な説明や声かけを行い、利用者の理解を得る必要があります。

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◼️医行為を行う上で頭に入れておくべき「医療倫理」
医行為の実施には、ご入居者の信頼に応えるためにも医療倫理を守る必要があります。

◼️介護福祉士が実施可能な医行為の範囲
口腔内の喀痰吸引(咽頭の手前までを限度)、鼻腔内の喀痰吸引、気管カニューレ内部の喀痰吸引、胃ろうまたは腸ろうによる経管栄養、経鼻経管栄養。

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◼️応急手当ての目的は、「救命」「悪化防止」「苦痛軽減」です。
救急蘇生法の手順や、事故別の応急手当て(外傷・骨折・誤嚥・熱傷)も合わせて学びました。

講座参加者の声

◼️医療的ケアは苦手分野で不安だったけれど、過去の出題傾向や効率的な勉強ポイント等を教えてくれて安心しました。
◼️なぜ介護職員も喀痰吸引や経管栄養という医行為が行えるようになったのか、時代背景も含んで詳しく解説されていて、理解が深まりました。
◼️対策講座と聞いて硬いイメージをもって参加しましたが、現場でのイメージがしやすいように解説も工夫されていて、わかりやすかったです。

講座担当者の声

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今回は、医療的ケアの基礎知識を切り口に、社会福祉士及び介護福祉士法の一部法改正により、喀痰吸引や経管栄養という医行為が介護福祉士でも実施できるようになった時代背景、実施時の注意事項等を重点に置いた内容でした。毎回、真剣に講座を受講している姿勢には、介護の専門職というスタッフの高い意識が伺えました。試験まであと3ヶ月を切りました。朝晩が冷え込んでまいりましたが、体調管理に気をつけて、試験に備えましょう。

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