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アズハイム練馬ガーデン

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アズハイム練馬ガーデン

2019年08月30日

#研修

【AH練馬ガーデン】ラウンド研修レベル1「人間の尊厳・シニアサービス理念」「介護予防・介護課程」を学びました。

2019年8月21日、東京都練馬区にある介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム練馬ガーデンでは、「人間の尊厳・シニアサービス理念」「介護予防・介護課程」に関する研修を行いました。

介護に携わる私達は「人として正しい行いをする倫理」と「相手を一人の人間として敬う尊厳の尊重」が自分独自の解釈になってはいけません。個人の解釈は、不適切なケアに繋がるリスクが高いのです。自分がどうなのかではなく、相手がどのように感じ、尊厳を傷つけるようなことをしていないかを常に振り返り自身を戒めることが大切です。

尊厳の尊重は、福祉の基本理念です。

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憲法13条で掲げられた『個人の尊重』を基に、民法(第2条)、社会福祉法(第3条)、障害者基本法(第1条)、介護保険法(第1条)等、福祉サービスにかかわる多くの法律が個人の尊厳の保持を理念や目的として掲げています。
アズパートナーズが掲げるシニアサービス理念も、何らかの障害により要介護ないし要支援状態となったご入居者・ご利用者の尊厳を保持し、ホーム、デイサービスセンター、ショートステイが、福祉理念の実現に寄与することを目的として定められています。

シニアサービス理念は、シニア事業部の『憲法』です。

「最期まで自分らしく、自分の力で・・・」
「豊かな暮らしを最期まで、自分らしく自分の力で」

シニアサービス理念は、スタッフがお客様にサービスを提供するうえで、全ての基本となるものです。スタッフそれぞれの価値観や介護観は十人十色で、全く同じ介護観のスタッフはいません。その為、スタッフごとの価値観や介護観の違いでケアの方向性が合わないこともあります。そうした場面で、大切なのは個人の考え方ではなく、メンバー皆でベクトルを合わせ、チームになることです。迷った時には、サービス理念の基本に立ち返り、方向性を検討する際の指針として活用します。

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5つの誓いとは。

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『お客様第一主義の精神』
ご入居者に主体的な決定権があるという利用者主体の考え方であり、ご入居者の自己決定の尊重が非常に重要です。
『精神的なサポート』
単なる身体的サポートを行うにとどまらず、「寄り添いともにいる者」であることが求められています。
『安心・安全の暮らし』
ホームがご入居者にとって生活の場であることを十分に理解し、安易な身体拘束や虐待が行われないよう取り組んでいくことが求められています。

『快適な住空間を提供』
高齢者自身が自尊心を保ち、誇りを持って生活できる空間を提供することが求められています。

『いつまでも自分らしい生活』
ご入居者はそれぞれに生活経験に裏付けられた習慣、文化、価値観があり、それらは実に多様です。目の前にいるご入居者を、「現在」だけでなく、「過去―現在―未来」のつながりの中で捉え、その人らしい生活とは何かを常に追求し続けることが大切です。

介護予防とは。

①高齢者が要介護状態になることをできる限り防ぐこと。
②要介護状態になっても状態がそれ以上悪化しないように維持・改善を図ることです。介護者が介護予防の視点を持つことで、高齢者一人ひとりの生きがいや自己実現のための取り組みを総合的に支援し、QOL(生活の質)の向上を目指すことができます。
脳血管疾患の要因となる生活習慣病の予防、高齢による衰弱や骨折の要因となる廃用症候群や転倒・転落事故の予防が重要になります。

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廃用症候群とは。

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病気やけがによる安静を含む、日常生活の不活発さにより生じる身体的・精神的機能の全般的低下をいいます。病気になれば、安静にして寝ていることがごく自然な行動ですが、このことを長く続けると、廃用症候群を引き起こしてしまいます。

廃用症候群の予防のためには、できることは自分で行い、日常生活を活動的に過ごすことが重要です。そのため、介護職には、ご入居者お一人おひとりが意欲を持って取り組める支援を考える視点を持つことが求められます。

介護過程とは。

介護上の課題を達成していく際の道筋(プロセス)のことです。具体的には、アセスメント→計画の立案→実施→評価のサイクルをいいます。

介護過程が①尊厳を守るケアの実践、②個別ケアの実践、③日常生活の自立支援、④多職種協働・連携による適切な支援の提供、⑤根拠に基づく介護の実践を目指して展開されることにより、ご入居者の「豊かな暮らし」を支えることができるのです。

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介護過程の中でも特に重要なのがアセスメントです。
ご入居者により、また障害により、日常生活を送るうえでそれぞれ異なる何らかの支援を必要としている相手の全体像を把握し、ご入居者ごとに生活を困難にしている生活上の課題を明らかにするというアセスメントの段階が適切に行われるかどうかが、ご入居者の生活や人生を左右するといっても過言ではありません。アセスメントは、ICFの視点を持って①情報の収集、②集めた情報の解釈・関連づけ・統合化、③課題の明確化という3段階のプロセスで進めます。

研修担当者より。

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シニアサービス理念の理解と実施は、アズハイムで働く全てのスタッフの基本となります。
なぜなら、違う価値観を持ったスタッフが集まる環境で、ご入居者に豊かな生活を送っていただきたいからです。

お客様への思いでは、ご入居者お一人おひとりの個別性を尊重して、ご自分の人生を継続できるように支援するのが私達の役割ということを学びました。

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