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2019年07月09日

#研修

【ケアリーダー実技研修】高齢者擬似体験や移乗の実技研修を行いました。

2019年6月27日、介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイムを運営する株式会社アズパートナーズ本社(東京都千代田区)にて、ケアリーダーを集めた研修を行いました。
ケアスタッフを指導する立場であるケアリーダーに、改めて実技研修を受けていただきました。ケアスタッフにどのように指導すればいいのか、考えながら行う研修です。

さっそく、高齢者体験キットを装着します。

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筋力の低下による動作の遅さを体験できるおもり付きバンドやベストを装着します。これだけで、体にはズッシリと重さがかかります。

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取り付けているひじ・ひざサポーターは、曲げることが難しくなり、関節の動きが制限された状態を体験することができます。

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白濁・視野狭窄などが体験できる視覚障害ゴーグル・難聴の体験ができるイヤーマフを付けます。つけた瞬間に、視覚・聴覚が制限されます。

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さらに、前傾姿勢で固定する装具をつけます。高齢者の目線と制限された動きを体験できる前かがみ姿勢体験ベルトです。

次に、移乗の実技を行いました。

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ボディメカニクスとは、「支持基底面を広くとる」「重心を低くする」「対象を小さくまとめる」「対象に近づく」「足先を動作の方向に向ける」「大きな筋群を使う」「水平に移動する」「テコの原理を活用する」です。

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このボディメカニクスと人間の体の構造を理解し活用することで、安心・安全・安楽な移乗介助を行えるようになります。起き上がりの実技では、ご入居者とスタッフの双方に負担のない方法を実践し、とても楽に起きあがることができました。

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残存機能を活用し、安全に移乗する方法を見つけます。しっかり声がけを行いながら、過剰介助にならないように注意を配ります。

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ボディメカニクスを思い出しながら行います。スタッフが安定した姿勢を保てると、ご入居者も安心して体重を預けることができます。

研修参加者の声

■疑似体験は多くのスタッフに体験してほしいと思った。
■視力、聴力が低下していると様々な意欲の喪失に繋がることを改めて感じた。
■改めて実技研修を行い、介護される側の立場になり考える機会となって良かった。
■スライディングシートの活用方法を知ることが出来て良かった。
■内側に弧を描くような起き上がり介助もあることや負担が少ないことを知れた。
■周囲の音が聞こえにくい、見えにくいと不安感が強い。
■安心していただけるような声掛けが大切であり、考えていきたい。
■新卒研修や実技研修の内容を知ることが出来て良かった。

研修担当者の声

今回の研修の目的は、本社で行っている生活支援技術研修(実技研修)の内容とホーム内のOJT内容のズレを少しでも解消していくためです。
指導者であるケアリーダーが各種技術研修における基本の技法とアズハイムの理念を反映させた関わり方を押さえることによって、サービスの向上にも繋がります。
そしてご入居者の身体機能の変化を知り、疑似体験することによって様々な気づきがあるはずです。ケアリーダーは一緒に働くスタッフに気づきを与えるためには、どのような関り・指導をしていけばよいのかを考えながら実技研修を行ってもらいました。
実技も年数がたつと変化することがありますので情報収集が大切です。役職者の方々は指導することが多くても実技研修を受けるという機会は多くはないかと思います。改めて学びの場となったとの意見があり、それがご入居者の暮らしに反映できるように努めてほしいと思います。

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