ご家族 お客様インタビュー
アズハイム光が丘石原澄子様(両親が入居)
アズハイム光が丘で暮らす両親、入居前に介護サービスを利用
両親ともに要介護、二世帯住宅での生活も限界に
「アズハイム光が丘」への入居をきっかけに、 在宅生活でギリギリの生活を続けるのではなく、 早めに老人ホームに住み替えたほうが良いのではないかと 思うようになりました
石原澄子様のご両親が「アズハイム光が丘」に入居してから3年半が経ちます。澄子様は三姉妹のご長女。東京・練馬区の二世帯住宅で、澄子様ご夫妻とご長女、ご両親と暮らしていました。
「アズハイム光が丘」には、2013年10月にお母様、その1か月後にお父様が入居されました。
今年99歳になったお父様は96歳まで在宅で介護を受けていました。当時は澄子様のご長女が入浴介助をしたり、訪問介護サービスやデイサービスを利用したりして生活をしていましたが、いよいよ在宅での暮らしも困難になったとき、東京・町田に住む澄子様の妹様が「お父さんにいいホームがあるわよ」と提案。お父様は町田の有料老人ホームで1年間を過ごしました。
- 澄子様
- 在宅介護の厳しさを妹がよくわかってくれて。『お父さんを家で看るのはもう無理じゃない?』と言ってくれたのです。父が入居した町田にある他の有料老人ホームも妹が探してくれました。母は、父のいる大変さがわかっていたので反対しなかったですね。
アズハイム光が丘は自由で良いなと思います
お父様が入居した町田のホームは小規模でアットホームな雰囲気。近くに住む妹様は毎日お父様を訪ねたそうです。ただ、規則が厳しくて窮屈に感じることも多かったといいます。
- 澄子様
- 私が父の好物を持って行ってもホームで提供されるもの以外は口にしてはダメとホーム側で隠してしまいました。お腹を壊しているわけでもないのに、不満でしたね。父が一人でさみしいのではないかと、母も1週間ほど町田のホームに泊まってみたものの、『ここは嫌だ嫌だ』と言いましてね。
また、ある時は扇風機を持ち込んだところ別途費用を要求されることもあり、些細なこととはいえ不自由さを感じていたといいます。
- 澄子様
- そういう経験もあったので、アズハイム光が丘は自由で良いなと思います。
デイサービスや訪問介護サービスを利用しながらも自宅で生活を続けていたお母様ですが、天疱瘡(てんぽうそう)に多剤耐性菌(たざいたいせいきん)を併発して、病院での入院・治療を余儀なくされました。
- 澄子様
- 2つの病院で約4カ月間入院したところ、せん妄(意識障害が起こり、頭が混乱した状態)の症状が出ました。
もともと不自由だった歩行もさらにひどくなり、しょっちゅう転ぶようになりました。そこで、入院中にホームを探し始めたのです。
練馬区内の老人保健施設と有料老人ホームを見学した澄子様ですが、「アズハイム光が丘」はご近所の方が入居していたこともあり「とてもいいホーム」と評判を聞いていたそうです。
大切な親のことですから、子供はそれぞれの立場で親のことを考え、どんなに仲の良いきょうだいでも時には意見の衝突もあるものです。
同居している澄子様だからわかることや感じること、所帯を別にする次女の妹様、遠く海外に離れて住む三女の妹様とでは姉妹とはいえ考えが異なることもあります。そこで、澄子様はお母様のお身体の状態や生活の様子をつぶさに記録して、有料老人ホームへの入居を決断するまでの経緯を妹様に説明されたそうです。 一方、お母様ご本人は入院前に大切にしていたものを誤ってゴミと一緒に捨ててしまったことで自信をなくし、さらに入院中は歩行が困難になったこともあり、「諦め」の境地で入居を決意したのではないかと振り返ります。
入居当時のお母様は、せん妄の症状があり「夜になると猫が来る」といったことを口にしたそうです。ただ、2カ月もすると落ち着いてせん妄もほとんどなくなりました。
コーラスの仲間に会える楽しみもあるようです
アルト歌手の澄子様は練馬区と杉並区でコーラスを主催しています。ボランティアで施設での音楽会を開くこともあり、「アズハイム光が丘」でも数回、音楽会を開催しました。
- 澄子様
- 流行歌やナポリ民謡などを歌いますが、時折、他の曲をリクエストされることもあります。自然と口ずさめるような、ノリのよい曲が好まれますね。
プロだからこそ準備と練習に妥協のない澄子様。突然のリクエストには「次回までに練習しますね」とお答えになるそうです。音楽会にはご両親が参加され、最前列で楽しまれます。
- 澄子様
- コーラスの仲間には、母も知っているご近所の方もいましてね。その方たちに会える楽しみもあるようです。
コーラス活動を精力的にこなす澄子様は現在70歳。まだまだお元気ですが、いつかは自分も介護と向き合う時がくると考えます。ご両親の「アズハイム光が丘」への入居をきっかけに、在宅生活でギリギリの生活を続けるのではなく、早めに老人ホームに住み替えたほうが良いのではないかと思うようになりました。
- 澄子様
- ご飯を作るのが億劫になったとか、生活に不便を感じるようになったら老人ホームに早めに住み替えた方が良いと思いますね。
今日は体調が良いから映画を観に行こうとか“遊びの部分”を持ちたいです。アズハイム光が丘ではそういう生活ができますから。
老人ホームの検討には身近なところでの体験がお勧め
また、ご自身の経験から、施設を利用する前に“体験すること”が大切だと考えます。
- 澄子様
- 父は有料老人ホームに入居する前に老人保健施設に体験入所をしたことがあります。辛かったのか、3日間の体験入所の初日に帰ってきてしまいました。
“ああこれではだめだなあ”と思ったものです。その経験があるので“それならここならどう?”って他を勧められました。これから老人ホームを検討する方々には、身近なところで体験をしてみることをお勧めしたいですね。
「アズハイム光が丘」に車で15分の場所に住む澄子様は、1週間に最低1回は必ずご両親を訪ねます。
- 澄子様
- 些細なこともきちんと対応してくれるのでありがたいです。日頃、細やかに対応をしていただいていますが、時々、父の爪の長さとか気になる事があった時、こちらのケアマネージャーさんに話すとすぐに対応してくださいます。話しやすい雰囲気だから要望を伝えやすいですね。
車いすの生活を続けているお母様ですが、車いすのブレーキをかけ間違えてしまい、転倒することもありました。その時も「アズハイム光が丘」からすぐに報告があったといいます。
- 澄子様
- もういいですよっていうくらいつぶさに連絡をくださいます。こういうことがあったけど知らなかったなんてことは一つもありませんね。
この日も、澄子様の訪問を心待ちにしていたご両親。澄子様が手土産のお菓子を手渡すと、お母様から満面の笑みがこぼれました。
- 澄子様
- 母にはおしゃべりをするお友達もできて、年を経るごとにここはいいよと言ってくれます。本当によかったと思いますね。
澄子様親子にとって、心穏やかに安心の生活が送れる場となった「アズハイム光が丘」。この安心の生活も、ホーム側とご家族との緊密なコミュニケーションで築いた「信頼関係」の上に成り立ちます。