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アズハイム川崎中央

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アズハイム川崎中央

2019年06月01日

#研修

【AH川崎中央】「発達と老化の理解・事故予防と再発防止」ラウンド研修レベル2に関して学びました。

2019年5月16日、神奈川県川崎市高津区にある介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム川崎中央では、ラウンド研修(レベル2)を行いました。

今回の研修での目標
「ご入居者の発達段階や加齢による老化等を理解し、ご本人に合わせたサクセルフルエイジングを実現できるよう支援する。」
「事故原因分析のための3つの視点(ご入居者・介護者・環境)を意識し、原因を追究し未然防止策が導きだせるよう再発防止策を考えられる。」

「高齢者だから」とまとめて考えるのではなく、「個人差がある」ということを理解する。

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「高齢者とは~だ」というステレオタイプな考え方は、高齢者の個別的な心理的理解の妨げになる場合があります。
高齢者を高齢者であるという理由だけで類型化した否定的な固定観念や、それに基づいて不当に否定的な扱いをすることは「エイジズム」という差別であるとみなされます。ご入居者を支えるスタッフとして、「老化が心理や行動に及ぼす影響は非常に個人差が大きい」という事をしっかりと理解しておくことが大切です。

高齢者が喪失体験を乗り越え、生活を再構築していけるような支援を提供することが大切です。

喪失体験は、意欲の喪失や引きこもり、抑うつ状態のきっかけになったり、不眠などの身体症状を引き起こすこともあります。喪失体験そのものは避けられないものです
アズパートナーズでは、ご入居者お一人おひとりとの個別の関わりを通して『生きがい・やりがいのある暮らし』を実現し、サクセスフル・エイジング(老化に適応した幸せな老年期の生き方)をサポートすることを目指しています。

福祉サービスの安全管理は、サービスの内容やサービス利用者の特徴などを踏まえた視点が重要です。

福祉サービスの特性から、ご入居者の自立的な生活を重視すればするほど「リスク」は高まると考えがちですが、「より質の高いサービスを提供することによって多くの事故が未然に回避できる」という考え方で取り組むことが大切です。

活用事故には至らなくても、場合によっては事故に直結したかもしれない、「ヒヤリとした」「ハッとした」事象を報告する「ヒヤリハット報告書」を活用します。
※災害(事故)が発生するメカニズムには、「1:29:300」の割合が存在し、さらに数千件の「不安全行動」と「不安全状態」が存在しているとされています。(ハインリッヒの法則)

研修参加者の声

■セルフエイジズムを感じる方々に寄り添ったケアをしていくことで統合性の考えに少しでも近づいて、納得のいく生活・最期を迎えられるようにしていきたい。
■エリクソンの考えを理解することで、ご入居者の思いや考えを理解し寄り添いたい。
■日常生活への影響と我々ができる対応・配慮もグループワークを通じて色々な意見が聞けて良かった。
■事故予防と再発防止に関して、どんな視点で考えれば良いか詳しく知ることができた。未然防止策を常に考えられるようにしていきたい。
■気づきを大切に、一人で抱え込まずにスタッフ同士でカンファレンス等を行い事故防止の立案を実施していく。
■なぜ事故が起きてしまったのか、原因を明確にし、今後同じ事故が起きないよう対策を立てていきたい。
■より質の高いサービスを提供することによって多くの事故が未然に回避できるという考え方が大切。

研修担当者の声

老化の社会的側面にはその人が経験してきた生活状況、社会的役割、人間関係が大きく影響し、それゆえ老化が心理や行動に及ぼす影響は非常に個人差が大きいという事をしっかりと理解しておくことが大切です。老年期が様々な喪失体験に直面しやすい時期であることへの理解も重要であることを皆で確認できた。ご入居者お一人おひとりとの個別の関わりを通して『生きがい・やりがいのある暮らし』を実現し、サクセスフル・エイジングをサポートしていくことが介護職の役割だという再確認を行いました。

「より質の高いサービスを提供することによって多くの事故が未然に回避できる」という考え方で取り組むことが大切です。気づきを多く持ち、「不安全行動・不安全状態」の時に気づき、対処することで事故を予防すること。更には、事故が起きた時には原因を究明、除去できるような対策を検討していくことの理解を皆で深めることが出来ました。

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