ご入居者 お客様インタビュー
アズハイム市川T・M 様

なるべく自分のことは自分で。僕を尊重し、サポートしてくれる。その思いやりが嬉しいですね。
ご入居に至った経緯を教えてください。
パソコンやスマートフォンを日常的に使いこなすM様に、
「アズハイム市川」の魅力をお尋ねしました。
- M 様
- 今からおよそ10年以上前になりますが脳梗塞で倒れて、当時住んでいた三鷹の病院に救急搬送され入院しました。リハビリの甲斐もあって、数ヶ月で退院の目処が立ちましたが、軽い後遺症が残り、これまで通りの一人暮らしは難しくなりました。若いうちにこの先安心して住めるところを探そうと思ったこと、千葉県の市川に住む兄の娘である姪から、「何かあったらすぐに駆けつけられるように、市川近くで入居先を探して欲しい」という希望があり、市川で探し始めたのがきっかけです。
他にも入居先候補があったと思うのですが、こちらに決めた理由を教えてください。
- M 様
- 市川駅前を始め、いくつかのホームを見て回りました。こちらに決めたのは、見学した際にスタッフの皆さんがとても親切で丁寧に対応してくださり、「ここならこれからの自分をしっかり支えてくれそうだ」と感じたからです。今は若いスタッフさんも多いですが、当時は僕と年齢の近い方もいらして、話しやすかったことも決め手のひとつでした。また、姪の子どもが「アズハイム市川」の近くにある学校に通っていたため、この辺りに土地勘があったことも後押しになりました。僕がこちらのホームを見つけた時、姪は「何度もこの近くを通っていたのに、ここがホームだとは気づかなかった」と驚いていました。モダンな外観で、まるで一般のマンションのように見えたそうです。
実際に生活されてみて、いかがでしたか?
- M 様
- 入居前に感じた通りだったと記憶しています。数年前に経営母体がアズハイムさんに変わりましたが、特に不便もなく、これまで通りなので、入居当初と変わらず安心して暮らし続けています。

映画鑑賞がご趣味だとお伺いしましたが、どのようなジャンルがお好きですか?
- M 様
- 興味が湧けばどんなジャンルの映画も見ましたが、一番好きなのはバイオハザード系の映画。今は、インターネットのサブスクで映画が見られますが、入居当初は、TUTAYAの会員になって、DVDをレンタルしていました。
印象に残っている映画を教えてください。
- M 様
- 「英国王のスピーチ」が特に印象に残っています。ジョージ6世が幼い頃から悩んでいた吃音を克服し、王として国民の前に立ち堂々と話せるようになるまでの実話を描いた作品です。僕自身も脳梗塞の後遺症でうまく話せなかった経験があるので、懸命にリハビリした記憶と「英国王のスピーチ」のストーリーが重なり、心に深く響きました。
現在はどのようなことに興味をお持ちですか?
- M 様
- インターネットです。自室にブロードバンドWi-Fiを導入し、パソコンやスマートフォンで、Google検索、YouTubeやTikTokの視聴、スマートフォンで撮影した写真のプリントなどをしています。

使いこなしておられますね。
- M 様
- 会社に勤めている頃、ちょうどISO9000という規格が話題になっている時期でした。そのタイミングでパソコンを勉強し、夢中になって覚えました。僕は70歳を超えていますが、今でもいろんなことに興味があります。「アズハイム市川」の若いスタッフさんに、最新のアプリはもちろん、スマートフォンの使い方を教えてもらい、自分で自由に操作できるようになりたいと、日々、頑張っています。
お好きなレクリエーションを教えてください。
- M 様
- 音楽好きの兄の影響を受けて、高校生の頃から音楽好きなので、ホームで定期的に開催されているミニコンサートが楽しみ。ボランティアの方の生の演奏を聞けるのを心待ちにしています。
「アズハイム市川」の魅力を教えてください。
- M 様
- 僕は、自分でできることは自分でやりたい性格です。そんな僕の思いを理解して、スタッフの方が寄り添ってくれています。少し前になりますが「夢を叶えるプロジェクト」では、スタッフの方に付き添っていただき、入居後初めて自宅に帰ることもできましたし、最近ではケアプランの目標である「車椅子で近くのスーパーに買い物に出かけること」も実現しました。僕の「やりたいことをどうすれば実現できるか」を一生懸命考えてくれる、その姿勢と温かな思いやりが「アズハイム市川」の魅力ですね。そして、なんといっても食事が美味しい。中でも月に一度の太巻きとお稲荷さんを楽しみにしています。

ご入居者様の素顔
- ホーム長インタビュー
- M様は、比較的若くしてホームにご入居されましたが、とても明るく前向きに日々を過ごされています。アズハイムでは、ご入居者の「やってみたい!行ってみたい!」という思いを叶える「夢を叶えるプロジェクト」を実施しており、M様の夢のひとつだった「長年住んだ売却中の三鷹の家を見にいく」は3年前に実現しました。総武線を乗り継いでご自宅に訪れ、「近所の方にも挨拶ができ、ひと区切りついてスッキリした」と喜ばれていました。ケアプランの目標である「スーパーに車椅子で買い物に出かける」は、4月に実施できました。こうした経験がご本人の自信にも繋がり、それまで以上にリハビリに積極的に取り組んでくださっています。今後もM様の意思を尊重しながら、さまざまなケアプランのご提案をさせていただきたいと考えています。 また、定期的に行っている音楽プロジェクトは、ホーム長である私が音楽好きなこともあって、知人のつながりでボランティアのミュージシャンを招き、ご入居者が参加できる小さなコンサートを開催しています。M様はいつも最前列で参加し、場を明るく盛り上げてくださいます。これからもご入居者の皆さまが前向きに暮らせますよう、スタッフ一丸となって今後も様々なイベントを提案してまいります。