ご家族 お客様インタビュー
アズハイム大泉学園岡崎様(お父様が入居)
他ホームを見学してわかったミスマッチ「アズハイムとの出会いは幸運でした」
父の有料老人ホーム入居を機に
家族の絆が一層深まりました
転倒をくりかえす一人暮らしの父
きょうだい3人でのホーム探し
岡崎様は「アズハイム大泉学園」に住むお父様(82歳)のもとを毎週1回訪れます。そして、お父様が穏やかに過ごしている様子に「いいところに巡り会えた」と胸をなでおろします。
お父様は2016年10月に「アズハイム大泉学園」に入居するまで、港区にある自宅で一人暮らしをしていました。
- 岡崎様
- 母を亡くしてから、慣れない一人暮らしで父は大変だったと思います
かつてお父様はマスコミ関係の仕事で多忙を極め、家庭のことは奥様に任せきり。専業主婦の奥様が家事と育児のほとんどを担いました。子供が巣立ち、夫婦二人の生活となりましたが5年前に癌で奥様が他界。お父様にとって人生初の1人暮らしが始まりました。
岡崎様は兄2人がいる3人きょうだいです。長兄は仕事でアメリカに赴任、次兄は埼玉県に、岡崎様は東京都練馬区にお住まいです。岡崎様と次兄は、それぞれ週1回お父様のもとを訪ねましたが、二人の子を持つ母でもある岡崎様は大変だったと振り返ります。
- 岡崎様
- 長男には重度の知的障害があり、次男は幼稚園児。手が掛かる時期でバタバタでした
お父様は脊柱管狭窄症を患って手術をしましたが、その後もたびたび転倒するようになりました。ある日はマンションのエレベーターホールで転倒して救急車で運ばれ、またある日は「お風呂場で転んで肋骨を折ってしまった」と入院先から電話がありました。
そこで、お父様の今後についてきょうだい3人で話し合い「このままの状態で一人暮らしを続けるのは難しい」と、まずは介護保険サービスの利用を検討しました。ところがお父様は「リハビリは必要ない」と言い張り、デイサービスの利用も拒むのです。
- 岡崎様
- 父にやる気がないので、その時はあきらめました。それでも、その後も頻繁に転ぶようになったので『施設に入った方が安心じゃない?』と話していました
そんなある日、「本人はともかく、まずは施設がどのようなところかきょうだい3人で見学しよう」となりました。施設探しは長兄が率先して行いました。岡崎様と次兄の住まいから、場所は練馬区がよいと、長兄の帰国のタイミングで練馬区にある民間の介護付有料老人ホームを見学しました。そこは重度の介護状態の人を対象とした有料老人ホームでした。
- 岡崎様
- もともと、老人ホームというものがわかっていなかったのですが、漠然と抱えていた病院のようなイメージに近くて『ああ、やっぱりこういう感じなのか、ここに入れちゃうのはかわいそう』と思いました
一通り見学をした後、岡崎様ごきょうだいは率直な感想を有料老人ホームの職員に伝えました。するとその職員が、「こちらでの生活はお父様には物足りないでしょう。もしよければ近くのアズハイムは元気な方が多いので帰りに寄ってみてはいかがですか」とアズハイムを教えてくれたのです。
岡崎様ごきょうだいはその日のうちにアズハイムを訪れました。その時の第一印象は、「エントランスからちがう!」でした。
- 岡崎様
- アズハイムはマンションのようで内装もきれいでした。『こういうところもあるんだね』『ここならいいね』ときょうだい3人で顔を見合わせたことを覚えています。私たちには理想的なホームと感じました
アズハイムでは元気に外出をする入居者の姿も見受けられ、話し好きのお父様もここでの生活なら飽きないと感じたそうです。
- 岡崎様
- きょうだいの誰もが父が老人ホームに入居することに抵抗はありましたが、それ以上に安心・安全が第一でしたから。とにかく見守りが欲しかったのです
お父様の説得は、主に長兄が担当しました。長兄の熱心な話に、お父様は「わかった、一度話を聞こう」と承諾してくれました。当時、岡崎様ごきょうだいが見学をしたアズハイムは満室だったため、近くにある「アズハイム大泉学園」の入居を検討することになりました。
寝室で倒れている父を発見
自宅での生活を断念して施設入居へ
アズハイムでは、入居前にアズハイムの入居相談員とケアマネージャーによる「訪問面談」があります。入居を検討する本人とその家族を交え、身体状況や生活の様子、施設への要望などを、入居相談員とケアマネージャーがヒアリングをします。
訪問面談は9月15日。その日はお父様の誕生日で、岡崎様はケーキを買って早めにお父様のもとを訪れました。ところが、家にお父様の姿が見当たりません。寝室に入ると、そこにお父様の姿はなく、お父様の声だけが聞こえるのです。
- 岡崎様
- 父は、ベッドの後ろに倒れていました。意識はあるのですが動けない状態でした
岡崎様は、すぐにアズハイムの大友入居相談員に「父が倒れています。助けてください」と電話をしました。大友入居相談員は訪問面談でお父様のご自宅に向かう途中でしたが、「救急車を呼びましょう」とその場でアドバイスをしました。すぐに大友入居相談員も到着して、救急車で搬送されるまで岡崎様親子を見守りました。
- 岡崎様
- 父は意識こそありましたが搬送時はわけのわからないことを口にしていました。その様子に私もパニックになりました。大友さんが一緒にいてくださり心強かったです
- 岡崎様
- 私の長男が修学旅行に出かけていて、前夜『熱を出しているから迎えに来てもらわないといけない』といわれていました。翌朝、『熱が下がったから大丈夫』とのことで、予定通り訪問面談となりましたが、もし、訪問面談をキャンセルして私が行かなければ、父はどうなっていたことか。そういう意味ではラッキーが重なりました
お父様は搬送先の病院にそのまま入院。その時に「これ以上一人暮らしを続けることは無理だ」と皆が感じてアズハイムでの入居が決まりました。
父の近況はメールや電話でこまめに連絡
きょうだいの絆をより強く感じるように
「アズハイム大泉学園」での生活も、間もなく10カ月を迎えるお父様ですが、岡崎様には「アズハイムでの生活に不満はまったくない」とおっしゃるそうです。
- 岡崎様
- 父は、“人がいる安心”を感じているようです。暑くもなく、寒くもなく1日中快適に過ごせるといってくれます。なにより、強制的に何かをさせられるということがなく、父のペースで過ごせることがとてもいいですね。ストレスは感じていないと思います
「アズハイム大泉学園」では機能訓練指導員によるリハビリが行われており、お父様は個別リハビリサービスを受けています。
- 岡崎様
- バランスの良い3度の食事と、歯科の診察が定期的にあるので安心です。父は髪を整えるのが好きで、こちらでカットをしていただけるのも良いですね。おかげさまで情緒面も安定しているように思います
このお父様の「アズハイム大泉学園」の入居をきっかけに、岡崎様はきょうだいの絆が強くなったと感じるそうです。
- 岡崎様
- 今回の一件で、私たちきょうだいは仲がいいなと感じました。アメリカにいる長兄が父の説得から事務的な手続きまでしてくれて一番大変だったと思います。もちろん、次兄も私も長兄と連絡を取り合いながらお互いにサポートしていましたが、きょうだい3人が互いに大変な思いを共有できたから、うまく乗り越えられたと思います
お父様の有料老人ホームへの入居を機に、離れて暮らすきょうだいが力を合わせ「家族の絆」を感じる岡崎様。お父様をともに、家族で出かける日を楽しみにしています。