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アズハイム光が丘

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アズハイム光が丘

2018年02月13日

#研修

【AH光が丘】1月のラウンド研修■テーマは「緊急時の対応-非常災害」「医療的ケア」「虐待防止」です。

2018年2月7日、介護付きホーム(介護付き有料老人ホーム)アズハイム光が丘では、スタッフ11名が参加し、ケアアドバイザーによるラウンド研修が行われました。全9回行われたlevel1のラウンド研修は今回が最後となり、3月にはlevel1のテストが行われます。

今回の研修内容は、以下となります。
「震災・風水害・防犯-事例検討」「シニアサービス理念」
「アズハイムのサービスコンセプト」「医療的ケアと医療行為」
「高齢者虐待防止法の確認」「高齢者虐待の現状と背景」
「ストレスマネジメント」

緊急連絡網を自分で止めないということの再認識

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災害の特性に応じた対策をするために、震災・台風の災害発生のメカニズムを知識として習得します。非常食の保管場所を頭に入れておくことも大切なことです。
緊急連絡網は常に最新であることも、災害時においてはとても重要なことです。連絡を回す前後の人の確認、次の人に連絡が取れない場合は、その次へと連絡し、それでも連絡がとれない場合はホーム長へ、「自分で連絡が止まっている旨」を連絡するということを確認しました。

高齢者虐待防止法で定められている目的・定義を確認します。

この法は「高齢者の尊厳を保持し、有する能力に応じて自立した生活環境を整える」ということを目的に、2006年に施行されました。

高齢者虐待と思われる行為の特徴、受けた利用者の特徴、行為を行った職員の特徴も合わせて確認します。しかし、職員に関しては年齢・性別・職種など大きな特徴は考えにくく、個人的な特性というよりは組織的な問題に関わる職務上の背景要因が考えられるということを学びます。

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不適切なケアが虐待の底辺と考えられています。

「不適切なケア」…高齢者を子ども扱いする、個人的なことを人前で話す。不適切なケアとは、一般的に自分がしてもらいたくないことであり、高齢者の尊厳を侵害する言動です。

「教育・知識・介護技術などに関する問題」や「職員のストレスや感情のコントロールの問題」など、高齢者虐待が起こる背景には様々な要因があると考えられています。一生懸命接しても意思疎通が取れないことについ苛立ちを感じてしまいがちですが、カッとなってしまうことがあっても決して虐待は許されません。自分自身のストレスの対処や感情のコントロールは介護技術と同等に求められます。

そこで、ストレスマネジメントを学びます。

人はストレスが起こると、それを解消するための対処(コーピング)を行います。コーピングが成功すればストレス解消につながります。
今回の研修では、自分がどのようなコーピングを行っているのか考え、その後グループ内で話し合いました。「たくさん寝る」「好きな歌を聞く」「美味しいご飯を食べる」「仲の良い友人と話す」他の方のコーピングを聞くことにより、対処法の引き出しを増やします。

参加者の声

・虐待防止の観点だけでなく、防犯を考える時にも、自分だけでは解決できないことを相談しやすい職場であることが大切だと気付くことができました。
・防犯について改めて考えてみて、他のスタッフの意見を聞いて、色々な捉え方があることを改めて感じました。
・非意図的虐待という言葉を聞き、自分が意識していなくても(故意にではなくても)虐待をしてしまうリスクが常に身近なところにあるのだと気づきました。客観的に物事を考えられるようにならなければ、と思いました。

研修担当者より

アズハイム光が丘の研修は、学生生活を終えて間もない世代、子育て世代、孫を見ている世代…いろいろなメンバーが参加し、意見を交えてくれるのが特徴です。自分だけでは気付けない意見や考え方を、私も学ばせていただいています。
 今回は、年度初めに行った「虐待」をテーマにした研修を別の視点から見直しました。「非意図的虐待」という言葉に、「もしかしたら自分も…」と衝撃を受けるメンバーもいらっしゃいましたが、そうした振り返りが質の高いサービスにつながっていくのだと思います。毎月の研修が振り返りの良い機会になればと思っています。

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