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2021年03月24日

#研修

【看護スタッフミーティング】ホームと、デイサービス・ショートステイの管轄が一緒になるため、顔わせも含めたMTGを行いました。

2021年3月12日、介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイムを運営する株式会社アズパートナーズ(東京都千代田区)本社と各ホームの看護スタッフをZoomでつなぎ、看護スタッフミーティングを行いました。

管轄が別だったホームと、デイサービス・ショートステイが来期より合同になるということで、先に常勤看護スタッフの紹介と、近隣のデイサービス・ショートステイのホームの位置関係について「ご近所さん」として紹介を行いました。より人数も多くなっていきますが、「浅く広く」ではなく、「広く深く」連携していけるように助け合いながら頑張っていきます。

看護スタッフ3つの目標の実績や進捗を確認しました。

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【目標1 ポリファーマシー改善:下剤に着目】
今年は「下剤」に着目して必要以上の重ね飲みにならないように調整を行ってきました。高齢になると排便困難になることは自然な流れです。ですが、アズハイムでは「薬に頼る」のではなく、生活の中から改善できるアプローチ法を見出せるように多職種カンファレンスを行なっています。食事・水分・睡眠状態・運動機能へのアプローチを行っていくと、看護スタッフ自身にも様々な気付きがありました。

食事摂取量を見ながら、唾液分泌がうまく機能しているか?飲み込みにくくないか?腸の音は正常か?硬便になって詰まってしまっていないか?栄養状態は適切か?…などの視点を広く持ちながら個別的に改善アプローチを実施していくと、下剤の使用量が減りました。薬剤による身体への負担を少しでも無くしていけるように、引き続き介入は継続していきたいと思います。
ホームの看護スタッフの体感値としても、ご入居者・ご家族から「ホームに入って良かった」「飲まなくてはいけないと思っていた薬がここまで必要ないとはびっくり」と喜びの声があがっており、とても嬉しくスタッフの「やる気」に繋がっています。

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【目標2 口腔ケアの質向上 歯科からの指摘ゼロ】
今年一年の大きな目標として歯科との連携強化と、口腔ケアの質向上に向けて取り組んでいます。
日常的に当たり前に口腔ケアは行なっていますが、更に「どうやったらきれいにできるのか?」「口腔ケアをいつ・誰が・どのタイミングで行うのか?」ということを細かく分析しながら取り組んできました。

最近は、連携している歯科から「アズハイムの皆さんは一生懸命口腔ケアに取り組んでくれて嬉しい、他にないくらいどん欲に教えて欲しいと言ってくれるのは訪問歯科メンバーとして嬉しい!」というお言葉をいただきました。実際に、日々の口腔ケアへの取り組みは、「誤嚥性肺炎の発生率・入院率」にも良い影響が出ています。取り組む前に比べて誤嚥性肺炎の発生が少なくなりました。改めて口腔ケアの重要性を感じています。

【目標3 サービス担当者会議に100%参加】
開催数に対して、看護スタッフの参加率は97.1%でした。
恥ずかしながら、昨年(16期)はケアマネジャーさんが企画してくれた会議に看護スタッフが業務スケジュール上参加できないことがありました。その反省を改善すべく、今年(17期)は、早めにお知らせをもらえるようにケアマネジャーさんに協力していただきました。事前に二人勤務にするなどの対策を立てることができ、「マスト参加」を日常化することができました。 

新型コロナウイルス感染症の振り返りを行いました。

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看護スタッフにも分かりやすい感染症対策の基本や、現在ホームで行っている対策の振り返り、緊急時・発生時の対応方法について振り返り、目線合わせを行いました。

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4月に新卒スタッフが入るので、看護スタッフから感染予防や高齢者の健康管理について簡単な研修ができるように話し合いを行いました。今後現場でどのような研修が行われるか楽しみですね。

研修参加者の声

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◼️業務ヘルプで近隣のショートステイに行った時に、デイサービス・ショートステイ・ホームの業務の違いを感じました。でも、違いはあってもアズハイムの温かいアットホームな感じは変わりませんでした。コロナ禍であっても「ご近所さん」という考え方で、困った時は助け合いながら今後も支え合っていきたいと感じました。いつの日か自分達も助けてもらう立場になる可能性もあるという緊張感は皆同じと感じました。

◼️アズハイムに入って専門職同士のコミュニケーションが取れる環境があり、心救われています。自分達だけで考えてもなかなか解決できないことは、同じ専門職だからこそ相談できることもあるので、今後も顔が見える距離をキープしていって欲しいと感じています。老年期看護のプロとしてケアしていきたいとアズハイムに就職して本当に良かったなと感じています。

研修担当者の声

18期は、ホーム・デイサービス・ショートステイの統合があり全体で計42事業所となります。アズハイムのご利用者、ご入居者、そしてそのご家族皆さまも含めて健康維持していけるように、看護スタッフとして役割を果たしていきたいと思います。また、コロナ禍ということもあり、働くすべてのスタッフへの医療的な注意喚起や感染予防対策の情報発信をしっかりと行っていきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症について看護スタッフとしては、今後の発生に関しては「発生してはダメ」という認識ではなく「発生した場合は速やかに安全確保をしながら収束まで対応できる術を身につける」という認識でいます。正しく恐れ、正しい知識を持って現代社会の問題に関しては適応できるように頑張っていきます。医療:感染症に関しては今後「ワクチン接種について」も学べる機会をホーム全体に情報発信していけるようにしたいと思います。

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