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アズハイム三郷

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アズハイム三郷

2019年09月29日

#研修

【AH三郷】ラウンド研修レベル1「感染症予防」「生活支援技術(食事・口腔・更衣・整容)」を学びました。

2019年9月9日、埼玉県三郷市にある介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイム三郷では、ラウンド研修レベル1を行いました。今回勉強する内容は、「感染症予防」「生活支援技術(食事・口腔・更衣・整容)」です、スタッフ2人が参加し、2時間行いました。

感染症予防ー高齢者の病気の特徴を知る。

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①症状が出にくく発症が遅れる。
②症状の程度と重篤度が必ずしも一致しない。
③同じ疾患でも人によって発現する症状が異なる場合もある。
④体力や免疫力が低下しているため、感染症にかかりやすい状態にある。
よって、細心の注意を払って感染予防に努めることが必要です。
感染を予防するためには、感染源の排除、、個人の抵抗力の増強、③感染経路の遮断を意識していくことが大切です。

感染対策の1つに標準予防策(スタンダード・ プリコーション)があります。

スタンダード・プリコーションとは、『「すべての患者の血液、体液 (汗を除く)、分泌物、排泄物、粘膜、損傷した皮膚には感染の可能性がある」とみなし、患者や医療従事者による感染を予防するための予防策(標準予防策)』のことです。感染症の有無を問わず、すべてのご入居者を対象に実施します。
感染をさせない、しないためには、標準予防策を徹底することが重要であり、さらに、これらの実施は介護職だけでなくご家族も含めて出来るようにしていく意識を持つことが必要です。

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食事は、嗜好性によって個人差が大きく、食文化もそれぞれ違います。

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そのため、自立した、健康で豊かな、そしてその方らしくおいしく食べられる食生活を支援することが重要です。また、介護を必要とする方の疾病・障害などを理解し、必要なカロリーや水分量、栄養のバランス等を検討し、食事の介護を提供する必要性もあるため、スタッフには食事がもたらす身体への影響や効果を理解していることも求められます。ご入居者主体の生活支援を提供していくため、たとえ介護を受けて食事が成り立っている状態であっても、ご入居者の意志が十分に反映された日々の食生活となるようにサービスを提供することが大切です。

口腔ケアが必要な理由とは。

口腔衛生の不良は、口腔疾患はもちろん、味覚の減退や口臭の原因となったり、呼吸器をはじめとする全身の感染症にも密接に影響します。特に重度要介護の状態では全身的な免疫機能や口腔機能が低下するため、口腔細菌を誤嚥しやすくなり、誤嚥性肺炎を起こすリスクが高くなります。
ご入居者の生活の質を維持・向上させていくためには、適切な口腔ケアが口腔疾患や感染症の予防、食欲の増進や対人関係の円滑化、生活意欲の活性化等につながることを理解してケアを行うことが大切です。

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更衣・整容の意義とは。

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①自己表現であり満足感を得られる
②気分がスッキリする
③体温調整・清潔保持
④規則正しく行うことにより生活のリズムを整える
⑤廃用症候群の予防に繋がる

ご入居者の現存能力、動作時の痛みの有無を把握することが必要です。好みや個性、環境に配慮することも大切なことです。

研修参加者の声

■来月より感染症予防月間が始まるため、毎ケア後の手洗い、ディスポの脱タイミング等もう一度自分の介護を見つめなおして今年度はインフルエンザ患者0を目指したい。
■感染症は、広まってしまうとご入居者・スタッフ全員が辛いので、常日頃から意識していきたい。
■生きるための食事ではなく、楽しみな食事としての位置付けとなるように考えていきたい。
■ご入居者の立場にたち考えきれていない部分もあり、見直したい。

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研修担当者の声

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感染症予防は、冬季に流行るインフルエンザをはじめ、その他の疥癬や肺炎等の感染症について理解を行いました。流行期には普段より注意を払う必要がありますが、通年を通して感染症の有無を問わずに全てのご入居者の方を対象として予防策に努めることが重要です。
誰か一人がマニュアルに反した行動を取ってしまうと、あっという間に広がってしまいます。また、ご入居者の質を落とさずに、その方らしい生活を送っていただくためには、感染症予防は重要という認識を全スタッフに持っていただきたいです。

口腔ケアは、清潔保持だけが目的ではなく、感染症予防や全身疾患の予防にも繋がっていきます。

多くの方々が、自分の口から食べたい、最期まで食事を楽しみたいと思っていらっしゃる方が多いと思います。「美味しく食べる」を支えるための留意点はや摂食動作の観察視点を理解していただきました。ただ単に生きるためのお食事として位置づけるのではなく、お声がけの工夫や配慮を意識していただきたいと思います。

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